ネタバレ注意「デスマーチからはじまる異世界狂想曲」をニコ生で見てみたら。
のんたくの赤い方、「たく」です。
ニコニコ生放送 一挙放送枠で「デスマーチからはじまる異世界狂想曲」を見たので、感想などをつらつらと。
ゲーム要素が強めの「異世界系ストーリー」
デスマーチからはじまる異世界狂想曲は、近年増え続ける「ラノベ」「異世界系」の物語で、原作はオンライン小説からラノベに、そしてアニメ化した作品。
原作関連はまったく読んでいないため、一挙放送を見ただけの感想となります。
レベル310の無双キャラが主人公
オンラインゲームのプログラマーである主人公「鈴木 一郎」が、デスマーチ(プロジェクトにおいて過酷な労働状況)を乗り越え、会社で30時間振りに睡眠をとる。
そして目が覚めると、荒野に一人ぽつん、という転生or転移系で物語は始まる。
まぁ導入的には無難な形かなと。ここからなぜ異世界に?なぜ主人公が?という展開に持っていくのかな?王道なストーリーを進めていくと…
主人公のレベルが1から310に大幅アップする。
初めからチート級の能力を持つとか、システムにアクセスしてチート級の力を持つとは違い、あるアイテムを使い大量に敵を倒した事で得られた結果なんですね。
以降、主人公はレベルアップで基礎能力が超強化、あらゆるスキルなどにポイントを振り分けられるという「チート」レベルの力を手に入れます。
まさに無双状態。
不意打ちとかだとさすがにたじろぐが、基本的に苦戦する事はないです。チート乙。
ちょっと覚えるのが大変になるくらいのハーレムパーティー
ここから主人公は
・主人公にひとめぼれした魔法使い
・奴隷として扱われていた亜人3人
・元王女とメイド
・エルフ
とフラグを立てては仲間にしていくというハーレムを築き続けていくんですが…。
もう少し男キャラ入れたって、怒らないよ?
と心配になるくらいのハーレム。最近はこれがトレンドなのか…。
淡々とお使いを眺めている感じ
RPG要素が強い(そもそもがゲーム世界を基準にしているから?)ため、やり取りや画面のレイアウトがゲームっぽい。
そのため物語が基本的には主人公が「お使い」をこなしている感じ。
そのお使いも主人公がチート能力のため、まず失敗がないので、ほんと、淡々とこなしていくのを見ている感じ。
最終話も
・重要なポーションを納品しなくてはならない
・黒幕に邪魔されるため、締め切りまでに納品できないかも…
・納品するためにみんなで頑張るぞ!!
といった感じ。
えっ、まさかこのクエストが最終回のネタなのか?
いや、ここからガラッと展開が変わるかも!?
ほぼ途中まで疑心暗鬼に見てましたが…。
結果、ポーションは無事納品、黒幕も無事成敗、みんなハッピーで終わるという、ノーマルエンド的に最終回を迎えました。
面白い&好きな要素はかなりあった!!
ここまで書いておいてなんですが、このデスマアニメの設定や画面の作り、システムなどはかなり面白いんですよ。
他の異世界ものと比べて「ゲーム色」が強いので、ステータス画面が出たり、仲間とのやり取りの際にインターフェースが出たり、スキルや称号を習得したりすれば通知が来たり、アクションシーンでは攻撃の判定が出たりとか、他には無い要素が非常に面白い試みだったと思うんです。
ただ、文字がめちゃくちゃ小せぇ…!!なぜ!?
【デスマ】のまとめ
他にはない試みがあり、話としても展開がいろいろできそう、ハーレムだってそれぞれキャラに特徴があるから苦にはならない。
だけど面白かった?と聞かれたら…。
やっぱり「お使いゲー」を見てる感じ。
と言ってしまうでしょう。
超絶面白い!でも駄作!でもない、なんとなくクセになる感じのアニメでした。